白い歯のすてきな笑顔を演出したい

院長ブログ

2011年12月24日 土曜日

冬休みでも、お口のケアは休まずに

年末に忙しい日をこなし、お正月休みは、ついダラダラとした生活になりがちです。
歯磨きも、つい忘れてしまい、夜に手短かに磨いて終わりなんてこともあるのではないでしょうか?
休みの日に限って、歯が痛くなるとか歯ぐきが腫れるなんて声もよく耳にします。

冬は寒くて乾燥し、またカラダも動かすのに億劫になったりします。
乾燥は口の中の自浄作用を低下させ、不潔になりやすく、寒さや運動不足などは末梢血管の血流が滞りやすくする事で、歯周病の増悪を引き起こしたりします。

まずはよく噛んで食べる事を心がけ、唾液による抗菌作用と再石灰化を促しましょう。
そしてせっかく年末の大掃除で家もきれいにしたのだから、歯磨きで口の中も清潔にしましょう。

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

2011年12月15日 木曜日

セカンドオピニオン

医療において、セカンドオピニオンの必要性について、よく議論されています。
歯科治療についても、同じくセカンドオピニオンは必要なのでしょうか?

ひとりの医師から説明された治療法が本当に最善の方法なのか?
後悔せずに済む、最も選択に値する方法であるのか?

歯科治療においても、我々歯科医が悩む場面はいくつもあります。
特に抜歯するか抜かずに治療して残すか等の時です。

「抜かずに治療しても、3年もつかな?」という状態であるとします。
もしも無理してでも残す事を優先し、半年後に痛みが出て、抜歯する事になれば、「やぶ医者」のレッテルが貼られるかも知れません。
あるいは3年どころか10年以上もったという事にでもなれば、「名医」の称号をいただくかも知れません。
また、いつ悪化するかも知れない時限爆弾のような歯で、3年間もこわごわと歯を使うより、抜いてしまった方が良いという考えの歯科医もいます。

セカンドオピニオンは必要なのかもしれませんが、あらゆる選択肢を説明してもらい、メリットやデメリットを知った上で、自分にとって最優先したい事をはっきりさせる事の方が重要ですね。

ちなみに私はしつこい性格で、ぎりぎりまで粘って治療をしてしまう方なので、粘って治療した結果、やはり抜歯しかありませんという事もあります。
「最初からあっさり抜いておけば良かったかな」などと反省するのですが、手を尽くした結果なので後悔はありません。
もちろん、治療にお付き合いいただいた患者さんには、申し訳ない気持ちでいっぱいですが。

 六本木で歯科治療のご相談をお望みの方は六本木歯科医院までお問い合わせください

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

2011年12月10日 土曜日

歯の間から起こる歯周病

歯磨きを熱心にしている方が意外と多く、少なくとも15分は磨いているという方もいらして、感心させられます。
歯磨きをきれいに磨くことで、歯を大事にしようという方はとても多いのですが、デンタルフロスや歯間ブラシを併用している方は少ない様な気がします。

知られている通りに、歯周病は歯垢や歯石が歯に付着する事が原因です。
そして、この歯垢・歯石は、歯と歯の間に付着しやすく、また取りにくいのです。
そのため、フロスや歯間ブラシが、歯周病予防に非常に重要となります。

面倒で使った事が無いという方も、丁寧に歯を磨いた後、一度ためしてみると良いでしょう。
思った以上に汚れが着いてきて、衝撃を受けるかも知れません。

 歯周病のご相談は六本木歯科医院へどうぞ

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

2011年11月09日 水曜日

肩がこると歯が痛むという方

ここ数日、日毎に気温が下がり、急速に冬が近づいているように感じます。
肩こりにお悩みの方は、冬は特につらい季節となりますね。

厚着をして、重いコートを着て、その上寒さも手伝ってカラダを動かさなくなる事で、血の循環が悪くなる。
また、体温を逃がさぬようにと末梢血管が細くなり、血行が更に悪くなる。
一日の終わりに湯船の中でのマッサージが、至福のひとときとなる訳です。

「肩がこると歯が痛くなるのだけど、肩こりが歯痛の原因になるの?」と聞かれることが多いです。
肩こりが歯痛の原因になっているのではありませんが、歯周病や虫歯のある人は、上記のように血行不良になり、
血圧上昇や循環障害、血流量の不足を起こし、急性症状を発する事になるのです。

そして更に、寒いと歯をぐっとくいしばってしまう行為も、歯と歯根の間にある歯根膜という軟組織の循環障害を引き起こします。

「肩こりがひいたら歯痛も治った」と安心はできません。
肩こりは自然治癒しても、虫歯や歯周病は自然治癒しないのですから。

    歯周病や虫歯の健診は六本木歯科医院まで、ご連絡下さい

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

2011年10月21日 金曜日

つまようじの影響

歯にものが挟まった時、すぐに楊枝を探していませんでしょうか?
「最近、歯の間によくものが挟まるようになった」という方は、虫歯や歯周病が疑われるのでご注意を。

でも巷では「爪楊枝は歯に悪い」と言われています。
歯科医に「挟まっても、爪楊枝は使っちゃダメ。デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使って下さい」と言われた方も多いはずです。
爪楊枝ではむしろ奥に押し込んでしまう危険があるからですね。
でもデンタルフロスも使い方を間違えると押し込んでしまう危険性がありますので、気をつけなくてはなりません。

歯と歯の間が緊密に接触しておらず、ものが挟まってしまう場合、フロスも当然入りやすくなってます。
上からまっすぐ挿入すれば、詰まっていたものを押し込んでしまいます。
正しくは、のこぎりで切るように、あるいはバイオリンを弾くように、横にスライドさせながら、そして糸の角度は歯に対して直角にせず、どちらかに傾けながら根元方向に進めましょう。

歯ブラシだけでは歯垢は取りきれません。
フロスや歯間ブラシを活用しましょう。

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

2011年10月14日 金曜日

健康な歯が全身の医療費を抑える

口の中の健康と全身疾患が深くつながっている事が、注目されております。
歯周病が糖尿病の要因になり増悪因子になるとか、心疾患の要因となるなど、健康の事を考える上で軽視できなくなりました。
ある健康保険組合と某歯科医師会の調査によると、歯の定期健診を受けお口を健康に保つと、総医療費が低くなる傾向となる事が分かったそうです。

統計によると、歯科の定期健診を受けている人は49歳を過ぎると、年間の医療費が平均を下回りはじめ、歳を追うごとにその差は広がり、65歳では15万円程低くなるそうです。
もちろんお金の問題だけでなく、それだけ生活習慣病などの病気に煩わされること無く晩年を過ごせるという事に、大きな価値があります。

歳を重ねるにつれ、食の好みが変化し、肉を食べなくなったという人も多いですが、歯のトラブルで肉が噛めなくなり、食べなくなってしまった人も少なくないのです。

歯をしっかり磨くことは病気からからだを守ることと考え、よりていねいに磨きましょう。
そして歯科医院で定期健診を受け、お金もからだも大事にしましょう。

         六本木駅近く歯の健康チェックをご希望の方は六本木歯科医院までお問い合わせ下さい

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

2011年09月14日 水曜日

歯ブラシの持ち方にご注意を

以前より口に対する関心がとても高まり、ランチの後もしっかり歯を磨くという方も多くなりました。
なるべく白い歯でいたいものだし、口臭も気になります。
しかし、しっかり磨く事と力をこめて磨くという事は違います。

「歯磨きにはいつも気に掛けていて、しっかり磨いてるのに歯肉炎になった」と来院され、
見てみると歯ブラシによる擦過傷だったというケースはよくあります。
よく磨いてるのに歯石がついてしまうという方も、少なくないでしょう。
これらはブラッシング圧、つまり力のいれ方が原因となっている場合があります。

しっかり磨こうと、手のひら全体でぎゅっと握って、歯ブラシを押し付けて磨いてしまいがちですが、
かえって効率よく磨くためには逆効果となります。
ブラシに弾力性があるのは、歯の間や歯肉との境のくぼんだ所に毛先を届かせる事を目的としているからで、、
押し付けた状態のまま磨こうとすれば、毛先の柔軟性が奪われ、すみずみまで届かなくなってしまうからです。

ペンを持つように歯ブラシを持ち、ブラッシングすれば、余分な力が入らず、歯ブラシの機能が十分生かせます。
つまり持ち方より、力の掛け方が重要ということです。

「歯ブラシの毛先がすぐ広がっちゃう」という方は、特に要注意です。

                  六本木歯科医院

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

2011年08月26日 金曜日

ストレスが生む口の病気

現代社会で生活する上で、ストレスなくして過ごしている方は、ほぼゼロに近いと思います。
ストレスは全身に多くの疾患をもたらしますが、口の中も例外ではありません。

真っ先に頭に浮かぶのは、顎関節症です。
顎関節症には多くの原因がありますが、ストレスにより歯軋りやくいしばりをする事は、大きな要因になります。
また歯軋りやくいしばりが原因と言えば、歯の楔状欠損も挙げられます。
虫歯ではないのに、歯の根元が削れたようにえぐれてしまっている方に当てはまります。
歯軋りにより、歯の頭の部分の硬いエナメル質と、歯のベースとなるやや硬度の落ちる象牙質の境に歪みが生じ、くびれてしまうのです。

またストレスは、歯周病や虫歯とも密接に関係します。
ストレスにより唾液が現象すれば、口の中の自浄作用が低下します。
また、歯ぐきの血流が低下すれば、循環障害により歯周病を進行させます。
そして歯軋りやくいしばりは、歯周組織に大きなダメージを生じさせます。

本来、力を抜いた状態では重力により下あごは下に落ちるため、上の歯と下の歯は離れているのが自然です。
気がつくと上下の歯が合わさっているという方は、意識して口の力も肩の力も抜きましょう。
そして寝ているときに歯軋りやくいしばりをして、朝起きると口がこわばっているという方は、歯科医院でマウスピースを作りましょう。保険適用になってます。

ストレスから歯を口を守りましょう。
下の前歯が結構磨り減っているという方は特に気をつけてください。

  マウスピース(ナイトガード)についてのお問い合わせはこちらまで

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

2011年08月16日 火曜日

夏の暑さに潜む虫歯の原因とは?

この夏の東京は、7月末から8月始めこそ過ごし易い涼しさに包まれてましたが、先週あたりからは例年通りの猛暑となりました。
ビールやカキ氷がこんなに幸せをもたらしてくれるなんて・・・
節電してる中だと、余計においしくなりますよね。
しかし、暑い夏だからこそ、歯の健康に気をつけなくてはならない事もあるのです。

熱中症対策に水分補給は必要不可欠なのは、言うまでもありません。汗とともに電解質も流れてしまうので、塩分や電解質を摂ることも、水分はこまめに摂ることも勧められています。
そのためスポーツドリンクを2~3口ずつ頻繁に口にするのですが、結構糖分が含まれているので、虫歯の原因となることも頭に入れておかなくてはなりません。ちびりちびり、だらだらと口にすることによって、口の中がいつも酸性にあるためです。
では糖分の入ってない(糖分ゼロ)コーラなどの清涼飲料水ならいいだろうと思われるかも知れませんが、虫歯の原因にならなくても、実は酸性度が強いので、虫歯菌を介さず、直接歯を脱介する(溶かす)原因となるので、歯にやさしいわけではありません。

そしてレモンやかぼすやグレープフルーツなどの柑橘類も、強酸性なので、食後のケアをしなくてはなりません。同じく酸蝕歯となってしまう恐れがあります。

お寿司にビール、そして甘~いカキ氷の誘惑に抗えないなら、そして歯があるならば、同じくらい歯磨きも好きにならなくてはいけませんね。

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

2011年08月05日 金曜日

港区民成人対象の「お口の健診」実施中

港区では、毎年夏と冬に、20歳以上の区民を対象にしたお口の無料健康診断を行なっております。
当院でも毎年多くの方が健診にいらっしゃいますが、虫歯もなく、とても優秀な方が多いです。
お口の健康に関心の多い方ほど健診の受診率が高いために、健診受信者の口の中は良好であるという結果に結びつくのですが、つまりは口の中の状態に自身がない人ほど、健診を敬遠しているのではと心配してしまいます。

「歯石を取るだけでも、歯科を受診して良いのか?」と質問される事が意外と多いという事を、以前ブログに書きました。
今は痛くなったら治療するという事よりも、予防して早期に解決する事に主眼が置かれる時代です。
この健診は疾病を発見し、治療を促すことを目的としたものではなく、お口の中の問題を受診者に認識してもらうことを目的にしておりますので、歯には自信が無いという方も気軽に受診されることをおすすめします。

詳しくは港区のホームページ(http://www.city.minato.tokyo.jp)でご覧になるか、みなと保健所健康推進課地域保健係03-3455-4774へお問い合わせください。

   六本木7丁目で『お口の健診』(無料歯科健診)をご希望の方はこちらまでご連絡ください

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

カテゴリ一覧

カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930