院長ブログ
2011年08月16日 火曜日
夏の暑さに潜む虫歯の原因とは?
この夏の東京は、7月末から8月始めこそ過ごし易い涼しさに包まれてましたが、先週あたりからは例年通りの猛暑となりました。
ビールやカキ氷がこんなに幸せをもたらしてくれるなんて・・・
節電してる中だと、余計においしくなりますよね。
しかし、暑い夏だからこそ、歯の健康に気をつけなくてはならない事もあるのです。
熱中症対策に水分補給は必要不可欠なのは、言うまでもありません。汗とともに電解質も流れてしまうので、塩分や電解質を摂ることも、水分はこまめに摂ることも勧められています。
そのためスポーツドリンクを2~3口ずつ頻繁に口にするのですが、結構糖分が含まれているので、虫歯の原因となることも頭に入れておかなくてはなりません。ちびりちびり、だらだらと口にすることによって、口の中がいつも酸性にあるためです。
では糖分の入ってない(糖分ゼロ)コーラなどの清涼飲料水ならいいだろうと思われるかも知れませんが、虫歯の原因にならなくても、実は酸性度が強いので、虫歯菌を介さず、直接歯を脱介する(溶かす)原因となるので、歯にやさしいわけではありません。
そしてレモンやかぼすやグレープフルーツなどの柑橘類も、強酸性なので、食後のケアをしなくてはなりません。同じく酸蝕歯となってしまう恐れがあります。
お寿司にビール、そして甘~いカキ氷の誘惑に抗えないなら、そして歯があるならば、同じくらい歯磨きも好きにならなくてはいけませんね。
投稿者 六本木歯科医院