白い歯のすてきな笑顔を演出したい

院長ブログ

2011年12月15日 木曜日

セカンドオピニオン

医療において、セカンドオピニオンの必要性について、よく議論されています。
歯科治療についても、同じくセカンドオピニオンは必要なのでしょうか?

ひとりの医師から説明された治療法が本当に最善の方法なのか?
後悔せずに済む、最も選択に値する方法であるのか?

歯科治療においても、我々歯科医が悩む場面はいくつもあります。
特に抜歯するか抜かずに治療して残すか等の時です。

「抜かずに治療しても、3年もつかな?」という状態であるとします。
もしも無理してでも残す事を優先し、半年後に痛みが出て、抜歯する事になれば、「やぶ医者」のレッテルが貼られるかも知れません。
あるいは3年どころか10年以上もったという事にでもなれば、「名医」の称号をいただくかも知れません。
また、いつ悪化するかも知れない時限爆弾のような歯で、3年間もこわごわと歯を使うより、抜いてしまった方が良いという考えの歯科医もいます。

セカンドオピニオンは必要なのかもしれませんが、あらゆる選択肢を説明してもらい、メリットやデメリットを知った上で、自分にとって最優先したい事をはっきりさせる事の方が重要ですね。

ちなみに私はしつこい性格で、ぎりぎりまで粘って治療をしてしまう方なので、粘って治療した結果、やはり抜歯しかありませんという事もあります。
「最初からあっさり抜いておけば良かったかな」などと反省するのですが、手を尽くした結果なので後悔はありません。
もちろん、治療にお付き合いいただいた患者さんには、申し訳ない気持ちでいっぱいですが。

 六本木で歯科治療のご相談をお望みの方は六本木歯科医院までお問い合わせください

投稿者 六本木歯科医院

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