院長ブログ
2011年10月21日 金曜日
つまようじの影響
歯にものが挟まった時、すぐに楊枝を探していませんでしょうか?
「最近、歯の間によくものが挟まるようになった」という方は、虫歯や歯周病が疑われるのでご注意を。
でも巷では「爪楊枝は歯に悪い」と言われています。
歯科医に「挟まっても、爪楊枝は使っちゃダメ。デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使って下さい」と言われた方も多いはずです。
爪楊枝ではむしろ奥に押し込んでしまう危険があるからですね。
でもデンタルフロスも使い方を間違えると押し込んでしまう危険性がありますので、気をつけなくてはなりません。
歯と歯の間が緊密に接触しておらず、ものが挟まってしまう場合、フロスも当然入りやすくなってます。
上からまっすぐ挿入すれば、詰まっていたものを押し込んでしまいます。
正しくは、のこぎりで切るように、あるいはバイオリンを弾くように、横にスライドさせながら、そして糸の角度は歯に対して直角にせず、どちらかに傾けながら根元方向に進めましょう。
歯ブラシだけでは歯垢は取りきれません。
フロスや歯間ブラシを活用しましょう。
投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL