白い歯のすてきな笑顔を演出したい

院長ブログ

2011年06月25日 土曜日

歯石を甘く見てはいけません!

歯がしみるとか、歯ぐきから血が出たとか、口臭が気になるといった事を気にしている方は多いですが、歯石についてはあまり気に掛けてないという方も多いようです。
「歯石は不潔っぽいから取った方が良いかも。口臭の原因になりそうだし。」ぐらいのイメージなのかも知れませんが、歯石は歯周病の主な要因です。歯周病菌にとっては「強固な要塞」なのです。

時々「歯石を取るためだけに受診しても良いの?」と訊かれます。答えは「良い」どころか「むしろそうして下さい」とおすすめしてます。
歯石が着いても自覚する事がなく、びっしり着いた歯石を除去すると元の歯の凹凸が出てくるため、「歯の裏がザラザラになった」と言われる事もあるくらいです。また、歯周ポケットの中の歯石こそが「悪の親玉」で、歯周病を進行させて行くので、定期的なチェックが必要なのです。

私は年に3~4回の歯石除去・クリーニングをおすすめしてます。
例えば1月に正月休みで食べる機会も多くなるし、生活も不規則になり、歯磨きもサボりがちになったところで受診。
5月にゴールデンウィークにおいしいものをついつい食べ続け、外出続きで食後の歯磨きができなかった。そして受診。
秋には夏バテで体力とともに免疫力も低下して、歯周病を予防しておこうと受診。
これで年4回のプランができます。

口の中は、見えているつもりでも気がつきにくい事が多いです。
「痛くも痒くもないから、大丈夫だと思っていたのに、気がついたら歯がグラグラしていた」などという事の無いように気をつけましょう。

      歯周病チェックのお問い合わせはこちらまで

投稿者 六本木歯科医院 | 記事URL

カテゴリ一覧

カレンダー

2011年6月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930