院長ブログ
2015年03月27日 金曜日
治療済みの歯こそ要注意!
こんにちは。六本木歯科医院院長の大沼です。
皆様お口の中を日々チェックされてますか?
鏡は毎日見るものですが、口の中も写して見られてますでしょうか?
見てもどうせ健康状態などわからないとか、銀歯だらけで見たくないという方もいらっしゃることでしょう。
また中には「全部の歯が治療済みの歯だから大丈夫!」という強者もいらっしゃるでしょう。
歯は一度治せばもう安全なのでしょうか?
むし歯はいくつかの原因が重なって起こります。
むし歯になった歯は、そのいくつかの条件が重なる環境にあったわけです。
ということは、一度むし歯になった歯は、治してもむし歯になりやすい環境にあるということに変わりはありません。
我々歯科医は治療した歯こそ、新たなむし歯になりうる要注意の場所と見ているのです。
もちろん詰め物や被せ物はむし歯になりません。
しかし金属が時間がたって腐食してきたり、詰め物と歯の境目が磨き残しになりがちだったりすると、むし歯になりやすいのです。
そして詰め物に隠れて、進行に気がつきにくくなることもあります。
一日一回、歯磨きの後に鏡を使って、お口の中をチェックしましょう。
自分のものでありながら、自分で見るのが一番難しいのが口の中です。
歯科医院での定期チェックをお忘れなく。
投稿者 六本木歯科医院