院長ブログ
2013年05月14日 火曜日
おいしく食べることの醍醐味
こんにちは。六本木歯科医院院長の大沼です。
春から初夏にかけてのこの時期、色々とおいしい食材が出てきます。
夏に向けてダイエットしなくてはいけないのに・・・と思いつつも、食後についデザートまで食べてしまいます。
ちなみに、よく噛んで食べることは、ダイエットの基本です。
ひと口30回以上かむことで、満腹中枢が刺激されて、過食を防げるのです。
太ってる人に早食いの傾向ってありますよね。
よく噛むことは唾液を多く出すことにも繋がり、歯の再石灰化を促し、むし歯予防にもなります。
唾液には殺菌作用もあり、これから増えてくる食中毒も軽減されます。
健康と美容のために、よく噛んで食べましょう!
と言っても、歯が健康じゃないと、よく噛めませんよね。
「歯が痛いのに我慢して、噛めずに丸飲みしてたら胃が痛くなったので、治療に来た」と言う患者さんもいらっしゃいます。
また、「入れ歯になったら食べ物の味が分かりにくくなった。」といって、若い頃から歯を大事にしとくべきだった。」と嘆く方も多いです。
若い頃は何でも噛めることが当たり前のように思えますが、歯も歯ぐきも歯を支える骨も老齢化します。
「歯は何もしなくても、口の中にあるのが当たり前」と思っていると、おいしく何でも食べることが当たり前にならなくなるかも知れません。
「夜寝る前は、歯と歯ぐきの境目も、歯と歯の間もしっかり磨くのが当たり前」が習慣になると良いですね。
投稿者 六本木歯科医院